1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
スボレキサントについて
スボレキサント(先発品「ベルソムラ錠」)は、覚醒を促す神経ペプチドであるオレキシンのはたらきを抑えるオレキシン受容体拮抗薬に分類される不眠症治療薬です。脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させることで、寝つきや睡眠の維持を助けるとされています。1日1回、就寝直前に服用する内服薬で、15mg錠・20mg錠などの規格があります。
特徴
スボレキサントは、覚醒を促進するオレキシンA・BのOX1/OX2受容体への結合を可逆的に阻害することで、脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させるオレキシン受容体拮抗薬です。従来のベンゾジアゼピン系睡眠薬とは作用機序が異なり、依存性や筋弛緩作用が比較的少ないとされ、高齢者にも用いやすいとされています。1日1回、就寝直前に服用する設計で、成人は20mg、高齢者は15mgと年齢に応じて用量が分けられています。寝つきの改善だけでなく睡眠の維持にもはたらくとされる点も特徴です。
作用のしくみ
覚醒の維持に関わる神経ペプチドであるオレキシンA・Bが、OX1およびOX2受容体へ結合するのを可逆的に阻害するとされています。これにより過剰な覚醒シグナルが抑えられ、脳が覚醒状態から睡眠状態へ移行し、睡眠が誘発されると考えられています。
効果・適応
不眠症に用いられます。なお、二次性不眠症に用いた場合の有効性は確立していないとされています。
「スボレキサント」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
食事と同時または食直後に服用すると、入眠効果の発現が遅れるおそれがあるとされ、食後すぐの服用は避けることとされています。二次性不眠症に用いた場合の有効性は確立していないとされています。
用法・用量
通常、成人にはスボレキサントとして1日1回20mgを、高齢者には1日1回15mgを就寝直前に経口投与するとされています。CYP3Aを中等度阻害する薬剤と併用する場合には1日1回10mgへの減量を考慮するとされています。実際の用量は医師の診察と判断によります。
就寝直前に服用する薬のため、飲み忘れた場合はその日は服用を控え、翌日以降に医師の指示どおり服用してください。飲み忘れたからといって2回分を一度に服用しないでください。判断に迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。
長期服用について
ベンゾジアゼピン系睡眠薬と比べると依存性や筋弛緩作用は比較的少ないとされていますが、漫然と長期にわたって投与を続けず、定期的に継続の要否を検討することが望ましいとされています。継続や中止の判断は医師の診察・判断によります。
副作用・使用上の注意
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- CYP3Aを強く阻害する薬剤(イトラコナゾール、ポサコナゾール、ボリコナゾール、クラリスロマイシン、リトナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビル、セリチニブ等)を投与中の患者
- ナルコレプシーまたはカタプレキシーのある患者
- 重度の呼吸機能障害のある患者
- 脳に器質的障害のある患者
- 重度の肝機能障害のある患者(血漿中濃度が上昇するおそれがあります)
- 高齢者(一般に生理機能が低下していることが多いとされています)
主な副作用として、疲労、傾眠、頭痛、浮動性めまい、睡眠時麻痺、悪夢・異常な夢、入眠時幻覚、悪心などが報告されています。
頻度の目安:疲労:1〜5%未満傾眠、頭痛、浮動性めまい:1〜5%未満悪夢:1〜5%未満睡眠時麻痺:1%未満
注意を要する副作用として、次のものが報告されています。あらわれた場合には医師にご相談ください。
- 傾眠(日中の強い眠気)
- 睡眠時麻痺(いわゆる金縛り)
- 入眠時幻覚・出眠時(傾眠時)幻覚
- 睡眠時随伴症(夢遊症など、睡眠中の異常行動)
- 異常な夢・悪夢
また、過量に服用した場合に呼吸抑制などが報告されています。
日中に強い眠気が続く、睡眠中に金縛りや幻覚がある、眠っている間に歩き回るなどの異常行動がみられた場合は、自己判断で服用を続けず、速やかに医師・薬剤師にご相談ください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦または妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。使用の可否は医師が判断します。
ヒトの母乳中への移行が報告されているとされています。授乳の継続または中止については、治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮して検討するとされています。医師にご相談ください。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
スボレキサントの選び方・費用
| レンボレキサント › | 同じオレキシン受容体拮抗薬に分類される不眠症治療薬です。 |
| ラメルテオン › | メラトニン受容体作動薬に分類され、ベンゾジアゼピン系とは異なる仕組みで睡眠に関わる不眠症治療薬です。 |
本剤に対応する後発医薬品(ジェネリック)は確認できませんでした。規格や入手については医師・薬剤師にご確認ください。
覚醒を促すオレキシンのはたらきを抑えることで睡眠を誘発するオレキシン受容体拮抗薬で、寝つきの改善と睡眠の維持に用いられる不眠症治療薬とされています。ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは作用機序が異なります。
例として20mg錠(109.9円)を1日1回服用する場合、薬剤費は1日あたり約109.9円で、健康保険3割負担ではおよそ33円程度が目安となります。別途、診察料や調剤料などがかかります。料金の詳細はこちらをご確認ください。
薬価は改定により変動する場合があります。実際の負担額は保険の負担割合や処方内容により異なります。
スボレキサントの処方で
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こんな時、オンラインでの診察・処方が便利です。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
スボレキサントの処方で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
スボレキサントと
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
脳を目覚めさせるオレキシンという物質の働きをブロックし、覚醒から睡眠へ切り替えて自然に近い眠りを促す睡眠薬です。不眠症に用いられ、就寝直前に服用します。
脳の興奮をしずめる神経の働きを助け、寝つきをよくして睡眠を促す非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。不眠症に用いられ、就寝直前に服用します。依存や翌朝の眠気に注意が必要です。
エスゾピクロンの詳細はこちら›脳の覚醒を維持するオレキシンの働きをやわらげ、自然に近い眠りへ導く不眠症治療薬です。寝つきの悪さと途中で目が覚めるタイプの不眠、どちらにも用いられます。
レンボレキサントの詳細はこちら›セロトニンに作用する抗うつ薬の一種で、鎮静作用を生かして不眠に用いられます。寝つきの悪さや中途覚醒をやわらげ、睡眠の質を整える目的で、就寝前に医師の指示のもと服用します。
トラゾドンの詳細はこちら›気血のめぐりを整え、のぼせやイライラ、不安、疲れやすさなどをやわらげる漢方薬です。体力が中くらいで、精神症状をともなう不調に用いられ、更年期障害や月経困難症などに医師の判断で処方されます。
加味逍遙散の詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
スボレキサントの受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
スボレキサント処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
スボレキサントの処方を受けられた
患者様の声
夜中に何度も目が覚めてしまい、日中の集中力が落ちていました。ClinicSpotのオンライン診療で相談すると、医師が覚醒物質オレキシンの働きを抑えるスボレキサントを提案してくれました。従来の睡眠薬とは仕組みが違うと説明を受け、自然な眠りに近づける点に安心しました。就寝直前に飲んですぐ横になるよう指導され、翌朝の眠気にも気をつけています。通院せず相談できて助かりました。
持病でいくつか薬を飲んでおり、睡眠薬との飲み合わせが心配でした。オンラインで医師に服用中の薬をすべて伝えたところ、CYP3A4という酵素に関わる相互作用を確認したうえでスボレキサントを処方してもらえました。飲み合わせまで丁寧に見てもらえたのが何より安心でした。翌朝にだるさが出ることもあると聞き、運転は避けています。保険適用で自宅に届き、継続して相談できています。
生活リズムが不規則で眠れない日が増え、はじめて睡眠の相談をしました。ClinicSpotなら通院不要でオンライン診療を受けられ、気軽に相談できました。スボレキサントは覚醒を抑えて眠りを促す薬と教わり、就寝直前に服用しています。悪夢や翌朝の眠気が出ることもあると事前に聞けて、様子を見ながら使えています。飲んでいるサプリも伝えて確認してもらえたので安心でした。
スボレキサントの処方に関する
よくある質問
覚醒を促すオレキシンのはたらきを抑えるオレキシン受容体拮抗薬で、不眠症の治療に用いられる内服薬です。脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させ、寝つきや睡眠の維持を助けるとされています。
覚醒の維持に関わるオレキシンA・Bが受容体に結合するのを可逆的に阻害することで、過剰な覚醒を抑えて睡眠を誘発するとされています。ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは作用の仕組みが異なります。
通常は成人で1日1回20mg、高齢者で1日1回15mgを就寝直前に服用します。就寝後に途中で起きて活動する可能性があるときは服用しないこととされています。用量は医師の指示に従ってください。
食事と同時または食直後に服用すると、入眠効果の発現が遅れるおそれがあるとされ、食後すぐの服用は避けることとされています。就寝直前の空腹に近い状態での服用が想定されています。
主な副作用として、疲労、傾眠、頭痛、めまい、悪夢・異常な夢、睡眠時麻痺(金縛り)、入眠時幻覚などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
服用後や翌朝以降に眠気や注意力・集中力の低下があらわれることがあるとされ、服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作を避けることとされています。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬と比べると依存性や筋弛緩作用は比較的少ないとされていますが、漫然と長期に続けず定期的に継続の要否を検討することが望ましいとされています。継続の判断は医師によります。
イトラコナゾール、クラリスロマイシン、リトナビルなどCYP3Aを強く阻害する薬剤とは併用禁忌とされています。ジルチアゼムやフルコナゾール、中枢神経抑制薬などとは併用注意です。服用中の薬は医師・薬剤師にお伝えください。
アルコールとの併用により精神運動機能などが相加的に低下するおそれがあるとされています。服用中の飲酒については診察時に医師へご相談ください。
妊娠中は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。授乳中は母乳への移行が報告されており、継続または中止を検討するとされています。医師にご相談ください。
高齢者では1日1回15mgが用いられます。一般に生理機能が低下していることが多いとされ、状態を観察しながら慎重に用いるとされています。用量は医師が判断します。
先発品の薬価は15mg錠90.8円、20mg錠109.9円で、健康保険が適用されます。3割負担では20mg錠1錠あたりおよそ33円程度が目安です。料金はこちらをご確認ください。
スボレキサントは医師の処方が必要な薬で、市販では購入できません。ClinicSpotの保険適用オンライン診療では、医師が診察のうえ処方の可否を判断します。受診の流れをご覧ください。
スボレキサントは覚醒を抑えるオレキシン受容体拮抗薬で、同じ仕組みのレンボレキサントや、メラトニン受容体作動薬のラメルテオンなどがあります。どの薬が適しているかは症状や体質をふまえて医師が判断します。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- ベルソムラ錠10mg/15mg/20mg 医療用医薬品情報(PMDA)(医薬品医療機器総合機構(PMDA))
- ベルソムラ錠15mg/20mg 基本情報(薬効分類・添付文書)(日経メディカル処方薬事典)
- 医療用医薬品:ベルソムラ(KEGG MEDICUS)(KEGG MEDICUS)
- スボレキサントの添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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