1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
ドンペリドンについて
ドンペリドンは、胃腸の運動を調整するはたらきを持つ消化管運動改善剤です。ドパミンD2受容体を遮断することで、上部消化管の運動を促進するとともに、吐き気や嘔吐をおさえる作用があるとされています。悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感などの消化器症状に用いられます。
特徴
ドンペリドンは血液脳関門を通過しにくく、脳などの中枢へ移行しにくいとされる点が特徴です。そのため主に上部消化管のドパミンD2受容体に作用し、胃の運動を促す作用と、化学受容器引き金帯(CTZ)を介した制吐作用の両方が期待されます。中枢移行が多いメトクロプラミドと比べて錐体外路症状などの副作用が起こりにくいとされ、1日3回食前という使い方や、成人・小児それぞれに用法が設定されている点も使いやすさにつながっています。
作用のしくみ
消化管の運動を生理的に調整する神経叢において、ドパミンD2受容体は抑制的にはたらくとされています。ドンペリドンはこのD2受容体を遮断することで胃の運動を促進します。あわせて、脳の化学受容器引き金帯(CTZ)に存在するD2受容体を抑えることで制吐作用を示すとされています。
効果・適応
成人では、慢性胃炎・胃下垂症・胃切除後症候群、抗悪性腫瘍剤(レボドパを除く)投与時、レボドパ製剤投与時における消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気)に用いられます。小児では、周期性嘔吐症・上気道感染症、抗悪性腫瘍剤(レボドパを除く)投与時の消化器症状が対象とされています。
「ドンペリドン」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
効き方には個人差があり、症状や体質によって異なる場合があります。
用法・用量
飲み忘れた場合の対応は医師・薬剤師の指示に従ってください。2回分を一度に服用しないでください。
長期服用について
長期に服用する場合、ドパミンD2受容体の遮断によりプロラクチンが上昇し、女性化乳房・乳汁分泌・月経異常などがあらわれる場合があります。継続する際は医師の指示に従い、気になる症状があれば相談してください。
副作用・使用上の注意
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔のある患者(消化管運動の促進により症状が悪化するおそれ)
- プロラクチン分泌性下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)のある患者
- 心疾患のある患者(QT延長などのおそれ)
- 腎機能障害のある患者
- 肝機能障害のある患者
- 乳児・小児(特に1歳以下)
- 高齢者
- 下痢、腹痛などの消化器症状
- 女性化乳房、プロラクチン上昇、乳汁分泌、月経異常
- 発疹などの過敏症状
- 眠気、めまい
- 心悸亢進
頻度の目安:錐体外路症状は0.1%未満とされています。重大な副作用の多くは頻度が明らかにされていません。
- ショック、アナフィラキシー
- 錐体外路症状
- 意識障害、痙攣
- 肝機能障害、黄疸
気になる症状や異常があらわれた場合は、服用を続けずに医師・薬剤師に相談してください。
妊娠中・授乳中の使用
2025年5月の添付文書改訂により、妊婦は禁忌から削除され、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。妊娠中・妊娠の可能性がある場合は、事前に医師へ相談してください。
ドンペリドンは母乳中へ移行するとされています。授乳中は、治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮して授乳の継続・中止を検討し、投与する場合は大量投与を避けることとされています。医師の判断によります。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
ドンペリドンの選び方・費用
ドンペリドンは医療用の処方薬で、市販(OTC)では販売されていません。市販の胃もたれ・吐き気止めの薬とは成分や適応が異なります。使用には医師の診察・判断が必要です。
| メトクロプラミド(プリンペラン) › | 同じくドパミンD2受容体を遮断する消化管運動改善・制吐薬ですが、中枢へ移行しやすいとされています。 |
| モサプリドクエン酸塩(ガスモチン) | セロトニン5-HT4受容体を刺激して消化管運動を改善する薬です。 |
本剤(ドンペリドン錠)は、先発医薬品ナウゼリンの後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。
消化管運動改善薬・制吐薬として、悪心・嘔吐や胃もたれなどの消化器症状に広く用いられています。中枢への移行が少なく、メトクロプラミドと比べて錐体外路症状が起こりにくいとされる点が位置づけの特徴です。
後発品10mg錠(6.3円)を1回1錠・1日3回服用した場合、薬剤費は1日あたり約18.9円です(保険適用前の薬剤費のみ)。
ジェネリック:後発品の薬価は10mg1錠あたり6.3円程度です。
ドンペリドンの処方で
こんなお悩み、ありませんか?
こんなお悩みは、オンラインでの診察・処方が便利です。
おまかせください!
ドンペリドンの処方もお任せ!
受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
ドンペリドンの処方で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
ドンペリドンと
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
胃腸の動きを整え、吐き気・嘔吐・食欲不振・胃のもたれを改善する制吐薬です。急性胃腸炎などで気持ち悪さが続くときに、食前に服用して症状をやわらげます。
脳の嘔吐中枢に作用し、吐き気・嘔吐を抑える制吐薬です。急性胃腸炎やめまいにともなう強い吐き気など、つらい嘔吐症状の場面で用いられます。作用が比較的しっかりしたお薬です。
プロクロルペラジンの詳細はこちら›消化管の動きを整え、吐き気・嘔吐や胃部の不快感を抑える制吐薬です。急性胃腸炎や嘔吐にともなう症状の緩和に用いられ、食前の服用で効果が期待できます。医師の診察のうえ処方されます。
メトクロプラミドの詳細はこちら›腸の中でタンニン酸を放出し、粘膜の表面を収斂させて保護することで下痢を抑える止瀉薬です。下痢症や急性胃腸炎に用いられ、腸内環境を整える整腸剤とは働きが異なります。
タンニン酸アルブミンの詳細はこちら›生きたビフィズス菌を補い、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える整腸剤です。下痢症や急性胃腸炎にともなうお腹の不調に用いられ、便通のバランスを整えます。比較的おだやかに使えるのが特長です。
ビフィズス菌製剤の詳細はこちら›腸の運動を抑え、水分の吸収を促すことで下痢を止める止瀉薬です。下痢症や急性胃腸炎の下痢に用いられますが、感染性が疑われる場合には使えないため医師の判断が重要です。
ロペラミドの詳細はこちら›酪酸をつくる善玉菌を補い、腸内環境を整える整腸剤です。下痢症や急性胃腸炎に用いられ、乱れた腸の働きを整えます。抗菌薬と併用しても影響を受けにくいタイプもあり、幅広く使われます。
酪酸菌製剤の詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
ドンペリドンの受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
ドンペリドン処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
ドンペリドンの処方を受けられた
患者様の声
急な胃腸炎で吐き気が止まらず、水分をとるのもつらい状態でした。外出して病院に行く元気もなく困っていたとき、オンラインで診てもらえると知り受診しました。医師が症状を確認してドンペリドンを処方してくれました。食前に服用するうちに吐き気が落ち着き、少しずつ食事がとれるようになりました。動悸に注意するよう説明もあり安心でした。自宅に届くのも助かりました。
胃の調子が悪い日が続き、むかつきと食欲不振に悩んでいました。忙しくて受診できずにいましたが、ClinicSpotのオンライン診療を利用しました。医師が丁寧に症状を聞き取り、ドンペリドンを処方してくれました。食前に飲むと胃のもたれが軽くなり、食事がとりやすくなりました。QT延長など注意点の説明もあり、指示どおり服用しています。通院不要でとても便利でした。
旅行先で胃腸炎になり吐き気がひどく、慣れない土地で病院を探すのも大変でした。オンライン診療で相談できると知り、その場で受診しました。医師がドンペリドンを処方してくれて、吐き気が和らいで助かりました。症状が強い場合や脱水があれば受診するよう案内もあり安心でした。自宅や滞在先まで届けてもらえるので、動けないときにありがたい仕組みだと感じました。
ドンペリドンの処方に関する
よくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- ドンペリドン錠10mg「サワイ」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典(日経BP 日経メディカル)
- 医療用医薬品 : ドンペリドン(KEGG(京都大学化学研究所))
- ドンペリドンの妊婦禁忌が削除へ(日経BP 日経メディカル)
- 吐き気止めに使われる薬・ドンペリドンの"妊婦禁忌"解除へ(国立成育医療研究センター)
- ドンペリドンの添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。