1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
タクロリムス外用について
タクロリムス外用(軟膏)は、アトピー性皮膚炎に用いられる非ステロイド系の外用免疫抑制薬です。0.1%製剤は成人用で、皮膚の炎症やアレルギー反応にかかわる免疫のはたらきを抑え、赤みやかゆみなどの症状を改善するとされています。
ステロイド外用剤などの既存療法では効果が不十分な場合、または副作用によりこれらを使用できない場合に用いられます。処方の可否や使用量は医師の診察・判断によります。
特徴
タクロリムス外用薬は、ステロイドとは異なる仕組みで皮膚の炎症を抑える非ステロイド系の外用免疫抑制薬です。カルシニューリンを阻害してTリンパ球の活性化を抑えることで、アトピー性皮膚炎の赤みやかゆみを改善するとされています。ステロイド外用剤で効果が不十分な場合や副作用で使えない場合の選択肢となり、ステロイド特有の皮膚萎縮などが起こりにくいとされる点が特徴です。塗り始めの数日はほてりやヒリヒリ感が出る場合がありますが、皮疹の改善とともに軽減していく傾向があるとされています。使用の可否は医師の診察・判断によります。
作用のしくみ
有効成分のタクロリムスはカルシニューリンという酵素を阻害し、Tリンパ球の活性化やサイトカインの産生を抑えることで、皮膚の炎症やアレルギー反応を抑えるとされています。ステロイドとは異なる作用機序をもつ外用免疫抑制薬に分類されます。
効果・適応
アトピー性皮膚炎に用いられます。ただし、ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分、または副作用によりこれらの投与ができない場合に使用されます。
「タクロリムス外用」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
塗り始めの3〜4日ほどは塗った部位にほてりやヒリヒリ感、弱いかゆみを感じる場合がありますが、皮疹の改善とともにおさまっていく傾向があるとされています。使用後に皮疹が悪化したり2週間以内に改善しない場合は、主治医への相談が必要です。
用法・用量
通常、成人には1日1〜2回、適量を患部に塗布します。1回あたりの塗布量は5g(チューブ1本)までとされています。1日2回塗る場合は、およそ12時間間隔で塗布します。塗る量や回数は症状にあわせて医師が決定します。
外用(塗り薬)としての主な使い方は次のとおりとされています。
- 患部に塗る前によく手を洗い、塗り終わったら指をきれいに洗う。
- 外陰部や粘膜には塗らない。
- 眼の周囲に塗る場合は眼に入らないよう注意する(入った場合はただちに水で洗い流す)。
- 1日2回塗る場合はおよそ12時間間隔で塗る。
- ラップなどで覆ったり、他の薬と重ね塗りをしたりしない。
- 塗った部分を日光にさらすのは最小限にし、日焼けランプ/紫外線ランプの使用は避ける。
塗り忘れに気づいたときは、できるだけ早く1回分を塗ります。ただし、次の使用まではおよそ12時間の間隔をあけるとされています。
長期服用について
本剤の免疫抑制作用により潜在的な発がんリスクが指摘されており、使用した人に関連性の明らかでない悪性リンパ腫や皮膚がんがあらわれたとの報告があります。一方で、長期の国内製造販売後調査では悪性リンパ腫・皮膚がん等の悪性腫瘍の報告はなく、長期の海外疫学研究でも発がんリスクの上昇は認められなかったとされています。塗った部分の日光曝露は最小限にし、重度または広範囲に使用する場合は使用開始2〜4週間後に1回、その後は指示に従って腎機能検査を受けるとされています。
副作用・使用上の注意
- 潰瘍やびらん(ただれ)のある部位
- 高度の腎障害のある人
- 高度の高カリウム血症のある人
- 魚鱗癬様紅皮症(Netherton症候群等)の人
- 小児(0.1%製剤の場合)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある人
- 紫外線療法(PUVA療法など)を受けている人
- 高カリウム血症のある人
- 全身に皮疹のある紅皮症の人
- 皮膚感染症のある人
- 腎障害のある人
- 肝臓に高度の障害のある人
- 妊婦または妊娠している可能性のある人
- 授乳中の人
塗布部位の皮膚熱感(44.3%)や皮膚疼痛(23.6%)などの刺激感が高い頻度でみられるとされています。そのほか、感染症、ざ瘡(にきび)、皮膚乾燥、頭痛などが報告されています。塗り始めの数日に生じる刺激感は皮疹の改善とともに軽減する傾向があるとされています。
頻度の目安:皮膚熱感44.3%、皮膚疼痛23.6%(いずれも5%以上)。感染症、ざ瘡、皮膚乾燥、頭痛などは0.1〜5%未満とされています。
- 皮膚感染症(カポジ水痘様発疹症、単純疱疹など)
- 腎障害の悪化
- 高度の皮膚刺激感が持続する場合
塗布後の刺激感(ヒリヒリ感、ほてり感、痛み、かゆみなど)が使用中に強くなったり、おさまらない場合は、主治医または薬剤師への相談が必要とされています。異常を感じた場合はただちに医師・薬剤師に相談します。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦または妊娠している可能性のある人は慎重投与の対象とされ、使用にあたっては医師への相談が必要とされています。
授乳中の人は慎重投与の対象とされ、使用にあたっては医師への相談が必要とされています。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
タクロリムス外用の選び方・費用
タクロリムス外用薬は医療用医薬品であり、市販(OTC)では販売されていません。使用には医師の診察と処方が必要です。
| デルゴシチニブ軟膏(コレクチム軟膏) | アトピー性皮膚炎に用いられる非ステロイド系の外用JAK阻害薬です。 |
| ジファミラスト軟膏(モイゼルト軟膏) | アトピー性皮膚炎に用いられる非ステロイド系の外用PDE4阻害薬です。 |
先発品「プロトピック軟膏」に対し、「PP」「タカタ」「イワキ」などのタクロリムス軟膏の後発医薬品(ジェネリック)が販売されています。
ステロイド外用剤等の既存療法で効果が不十分、または副作用でこれらを使用できない場合に用いられる非ステロイド系の外用免疫抑制薬と位置づけられています。0.1%製剤は成人用、0.03%製剤は小児用として区別されています。
0.1% 1g を1回1錠・1日3回・7日分(21回分)服用した場合、薬剤費の目安は約987円(47円×21)です。健康保険適用後は自己負担割合(1〜3割)に応じた額(3割で約296円)となり、別途 診察料・調剤料等がかかります。※用法用量は医師の指示によります。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
タクロリムス外用と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
免疫の過剰な働きをおさえるカルシニューリン阻害薬の外用薬です。アトピー性皮膚炎の炎症やかゆみをやわらげる目的で用いられ、ステロイド以外の選択肢として、特に顔や首などに処方されます。
高い保水力で角層に水分を保ち、肌のうるおいとバリア機能を助ける保湿外用薬です。アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏性湿疹など、乾燥を伴う肌トラブルのケアに用いられます。
ヘパリン類似物質の詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
タクロリムス外用の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
タクロリムス外用処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
タクロリムス外用の処方を受けられた
患者様の声
アトピーで特に顔や首の赤みとかゆみがぶり返しやすく、皮膚が薄い部分にステロイドを使い続けるのが不安でした。オンライン診療で相談したところ、医師が症状を確認してタクロリムス外用薬を処方してくれて、塗り方や塗り始めのほてりについても丁寧に教わりました。効き方には個人差があるそうですが、私は続けるうちにかゆみが落ち着いてきました。定期通院の負担が減ったのも助かっています。
長年アトピーとつき合っていて、季節や体調で悪化を繰り返します。仕事が忙しく皮膚科に定期的に通うのが負担で、オンライン診療を利用しました。医師に経過を伝えるとタクロリムス外用薬を処方してもらえ、長期使用の注意点や紫外線を避けることなども説明を受けられました。自己判断で薬を選ぶのは不安だったので、医師の判断で処方してもらえたのは安心です。移動せず継続できるのがありがたいです。
顔まわりのアトピーが気になり、見た目にも影響するので早めにケアしたいと思っていました。忙しくて皮膚科に行けずにいたところ、オンライン診療なら自宅で受診できると知り利用しました。医師が症状を丁寧に確認してタクロリムス外用薬を処方してくれて、使い方や注意点も分かりやすかったです。症状が重いときは対面受診をと案内があり安心でした。自己判断せず相談できてよかったです。
タクロリムス外用の処方に関する
よくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- プロトピック軟膏0.1% 患者向医薬品ガイド(PMDA(医薬品医療機器総合機構))
- プロトピック軟膏0.1%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)(日経メディカル処方薬事典(日経BP))
- 医療用医薬品:プロトピック(プロトピック軟膏0.1%)(KEGG MEDICUS)
- タクロリムス外用の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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