1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
ソフピロニウム外用について
ソフピロニウム(ソフピロニウム臭化物)は、わきの多汗(原発性腋窩多汗症)に用いられる外用の抗コリン薬です。日本では科研製薬の「エクロックゲル5%」として2020年に承認され、1日1回わきに塗布して発汗を抑えることを目的とした外用剤とされています。処方の可否や使用方法は医師の診察・判断によります。
特徴
ソフピロニウムは、わきの汗腺にあるムスカリンM3受容体を介した抗コリン作用で発汗を抑えるとされる外用剤です。日本で原発性腋窩多汗症に承認された塗り薬のひとつで、体内に移行した薬剤は加水分解によって速やかに失活する設計とされ、全身性の抗コリン作用が起こりにくいと説明されています。飲み薬ではなく1日1回わきに塗るタイプで、塗布のタイミングは規定されておらず、専用アプリケーターやツイストボトルを用いて手を汚しにくく使える点も特徴とされています。
作用のしくみ
汗腺のムスカリンM3受容体に結合し、発汗を促すアセチルコリンの作用を局所で妨げることで発汗を抑えるとされています。血中に移行した成分は加水分解により速やかに失活するとされ、代謝物(M1)の抗コリン作用は元の成分より著しく弱いことが報告されています。
効果・適応
原発性腋窩多汗症(わきの多汗症)に用いられます。
「ソフピロニウム外用」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
第III相試験では、投与6週後に発汗重量とHDSSが一定の基準を満たした被験者の割合が本剤群53.9%、基剤群36.4%と報告されています。効果には個人差があります。
用法・用量
1日1回、適量を左右のわき(腋窩)に塗布します。臨床試験では片側のわきにポンプ1押し分(ソフピロニウム臭化物として約27mg)ずつ塗布されています。塗布のタイミングは規定されていません。用法・用量は医師の指示に従ってください。
塗り薬(ゲル)です。次の点に注意して使用するとされています。
- アプリケーター付きボトルでは、ポンプで塗布具(アプリケーター)に薬剤を出し、塗布具を使ってわきに塗ります。手に直接出して塗らないこととされています。
- ツイストボトルでは、薬剤を出して吐出面を直接わきにつけて塗り、手に取って塗らないこととされています。
- 手に付着した場合は直ちに手を洗うこととされています。
- 目に入った場合は抗コリン作用による散瞳などが生じることがあるため、直ちに水で洗い流すこととされています。
長期服用について
52週間の長期投与試験が実施され、蓄積性は認められなかったと報告されています。同試験での副作用発現頻度は42.2%で、主な副作用は適用部位(塗布部位)の皮膚炎・湿疹・紅斑・そう痒感などの皮膚症状であったとされています。継続使用中も皮膚の状態などを確認しながら医師の指示に従ってください。
副作用・使用上の注意
- 閉塞隅角緑内障の患者(抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがあるため)
- 前立腺肥大による排尿障害がある患者(抗コリン作用により尿閉を誘発することがあるため)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 前立腺肥大症(排尿障害がある場合を除く)の患者(抗コリン作用により排尿障害が発現する可能性があるとされています)
- 塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎等がみられる患者(体内移行量が増加し、抗コリン作用に基づく副作用があらわれやすくなることがあるため、使用しないことが望ましいとされています)
主な副作用として、適用部位の皮膚炎(6.4%)、紅斑(5.7%)、そう痒感、湿疹、刺激感、汗疹などが報告されています。そのほか、眼の症状(散瞳、霧視)、口渇、排尿障害、ALT増加・AST増加・γ-GTP増加・好酸球百分率増加、代償性発汗などが報告されています。
頻度の目安:第III相試験での副作用発現頻度は16.3%、52週間の長期投与試験では42.2%と報告されています。
異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置が必要とされています。目のかすみ・散瞳、排尿の異常、皮膚症状などがあらわれた場合は医師・薬剤師に相談してください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされています。動物実験(ラット:皮下投与)で胎盤通過性が報告されています。使用の可否は医師の判断によります。
授乳の継続又は中止については、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮して検討することとされています。動物実験(ラット:皮下投与)で乳汁中への移行が報告されています。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
ソフピロニウム外用の選び方・費用
市販の制汗剤とは異なり、医療機関で原発性腋窩多汗症と診断された場合に医師の処方で用いられる医療用医薬品です。作用の仕組みや使用方法が市販品とは異なります。
| ラピフォートワイプ2.5%(グリコピロニウムトシル酸塩水和物) › | 原発性腋窩多汗症に用いられる外用の抗コリン薬で、薬液を含む不織布(ワイプ)で1日1回わきをふくタイプの製剤とされています。 |
| 塩化アルミニウム外用療法 | 原発性腋窩多汗症に従来用いられてきた外用療法とされています。 |
2020年承認の新有効成分であり、ジェネリック医薬品に関する情報は取得した出典にはありません。
原発性腋窩多汗症に対する外用療法の新たな治療選択肢のひとつと位置づけられています。従来は塩化アルミニウム外用療法などが用いられてきました。
薬価は5% 1gあたり238.4円で、20g入り1本では約4,768円が目安です。健康保険が適用され、3割負担の場合は薬剤費の目安が1本あたり約1,430円となります(診察料・調剤料等は別途)。
ソフピロニウム外用の処方で
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
ソフピロニウム外用と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
汗を出す神経の働きを抑える抗コリン作用のある外用薬です。原発性腋窩多汗症による、わきの過剰な汗をやわらげます。薬液を含んだワイプでわきをふき取る使い方で、1日1回の使用により症状の軽減が期待できます。
汗を出す神経の働きを抑える抗コリン作用のある外用薬(ゲル)です。原発性腋窩多汗症による、わきの過剰な汗をやわらげます。1日1回わきに塗るタイプで、症状の軽減が期待できます。医師の診察のうえ処方されます。
グリコピロニウムトシル酸塩外用の詳細はこちら›汗を出す神経の働きを抑える抗コリン薬(プロパンテリン)の内服薬です。多汗症による過剰な発汗をやわらげます。1日3回の服用で汗の症状の軽減が期待でき、医師の診察のうえ処方されます。
プロバンサインの詳細はこちら›汗を出す神経の働きを抑える抗コリン薬の内服薬です。多汗症による過剰な発汗をやわらげます。プロバンサインの有効成分としても知られ、1日3回の服用で汗の症状の軽減が期待できます。医師の診察のうえ処方されます。
プロパンテリンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
ソフピロニウム外用の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
ソフピロニウム外用処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
ソフピロニウム外用の処方を受けられた
患者様の声
わきの汗が多く、夏場は特に気になっていましたが、受診をためらっていました。ClinicSpotのオンライン診察なら自宅から医師に相談でき、ソフピロニウムのワイプを保険適用で処方してもらえました。1日1回わきをふき取る使い方も教わり、続けるうちに汗が気になりにくくなって助かりました。
多汗症で仕事中の汗じみが悩みでしたが、皮膚科に通う時間が取れずにいました。オンラインで医師に症状を伝えると、丁寧に確認したうえでソフピロニウムの外用薬を処方してくれました。口の渇きなどの副作用や、目や口に触れないよう注意する点も教わり安心です。効果には個人差がありますが続けやすいです。
以前からわき汗に悩み、手軽にケアできる方法を探していました。ClinicSpotなら自宅から診察を受けられ、医師の判断でソフピロニウムのワイプを処方してもらえます。清潔なわきに1日1回使う方法を教わり、ふき取るだけで続けやすかったです。薬も自宅に届き、通院の負担なくケアを始められました。
ソフピロニウム外用の処方に関する
よくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- エクロックゲル5% 添付文書(医薬品医療機器総合機構(PMDA))
- エクロックゲル5% 審査報告書(医薬品医療機器総合機構(PMDA))
- エクロックゲル5%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)(日経メディカル処方薬事典)
- ソフピロニウム外用の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。